ショーホフは、すっかり満ちたりた気持ちで眠りに落ちた。…一日が、少しも憂うつなところのない、ほとんど幸せとさえいえる一日が過ぎ去ったのだ。こんな日が、彼の刑期のはじめから終わりまで。三千六百五十三日あった。閏年のために、三日おまけがついたの…
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