sacqueline’s diary

久しぶりに読書にはまりました。読んでいった本の覚書と読書感想です。

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

はい、泳げません。

作者の 泳ぐってどういう事? 身体の使い方、 陸、水中での感覚の違い、 を立ち止まって(立ち上がって)とことん考えぬいていくところが凄まじい。 日本泳法はならってみたくなっちゃった。 水の中でぷかぷかうきながら夢枕(腕枕)、座禅をしてみたい。 とって…

スクラップ·アンド·ビルド

尊厳死アシストという言葉が気になって読んでみた。 読書後感想は、ふ〜んって感じ。 主人公の身体を鍛える。集中して勉強をする。会社の面接に行く。など、どれも自分自身のこころのもちようでなんとかなるけど。 でもでも、 歳をとるということ、 身体の自…

新·四字熟語

新·四字熟語にあわせて、かかれた田中象雨の字が、どれもこれも好き。 田中象雨さんの字はとてもおしゃべり。 じ〜と字をみていると、新·四字熟語の意味やいわんとしてることの雰囲気がなんとな〜くこんな感じなのかな?って伝わってくる感じ。 想像しながら…

憂国

金閣寺以来の三島由紀夫。 30ページくらいの短編。 けど、すごいエネルギーが竜巻のようにうずまいてる。 全身全霊で受けとめたら、打ちのめされた。 花ざかりの森·憂国に収録 憂国 三島由紀夫 ランキング参加中読書

火花

考えそうなことはわかっても、考えてることはわからなかった。 一番印象的な文章。 火花。 逆にすると花火。 熱海の花火ではじまって、季節がめぐり月日が流れ、熱海の花火で終わる。 小説は、回想ではじまる。 さらっと読める、けどう〜ん。 書かれてそうな…